元スパガ・浅川梨奈が振り返る転機「この仕事で一生食べていこうと決めた」
芸能生活7年、良くも悪くも変わらない
――「SUPER☆GiRLS」を卒業されてから、初の主演映画の撮影だったとのことですが、卒業から約半年、いま感じている変化はありますか?
浅川:7年ほど芸能界でお仕事をしていますが、良くも悪くも、私自身はそのころと何も変わってないと思います。ただ環境は変わりました。
それによってもちろん刺激は受けますし、形に見えるホームがなくなったからこそ、自分自身がしっかりしなきゃという気持ちは強くなっています。二十歳にもなりましたし、大人として責任感のある仕事をしてきたいなと改めて思っています。でも、根本は何も変わってないです(笑)。
――女優業は前々からやりたかったのですか?
浅川:芸能のお仕事を始めたときは、特に夢とかはなかったような気がします。ただ連続ドラマの『幽かな彼女』で初めてお芝居をやらせていただいて、そのときからお芝居って楽しいなと思っていました。
その後はそんなに機会がなかったのですが、映画『人狼ゲーム マッドランド』で主演をさせていただいたことが、人生のターニングポイントになりました。
「この仕事で一生食べていきたい」と感じた瞬間
浅川:1週間泊りがけで、同世代の子たちの本気と自分の本気がぶつかり合った時間を過ごして、「私、お芝居が好きなんだ」とはっきり感じたんです。そこから女優さんになりたいと思ってやってきました。
――本格的に女優として歩み始めたわけですが、20代はどう過ごしたいですか?
浅川:20代はとにかくお仕事を頑張りたいです。自分のやりたいことをやらせていただけるって、本当に有難いことで、なかなかないことだと思うんです。きっとみなさん、夢を持ちながらも、その夢に向かって苦手なこともやったりしながら頑張っているんじゃないかなと思います。
私はいま、やりたいことをやらせて頂いている。もちろん大変なことやキツイこともあると思いますが、こんなにも仕事を楽しめるのは、幸せなことだと感じています。だから20代は仕事! それに私、休みがあるとダメなんです。