ポスト宮迫は誰だ?藤森慎吾、イモトアヤコ…俳優業を極めつつある芸人5選
ドラマや映画などに、お笑い芸人が出演するのは当たり前の時代になってきました。かつては「安易な人気取り」「無名な役者を育てろ」などと批判されたお笑い芸人の起用ですが、ここ数年は演技の実力も身につけたことで、認識も変わりつつあります。
その代表格は『アットホーム・ダット』『救命病棟24時』『龍馬伝』など数々の有名ドラマに出演し、映画や舞台では主役を務めるお笑いコンビ・雨上がり決死隊の宮迫博之さん。あるいは、大河ドラマにNHK朝ドラ、最近では7月からスタートするテレビ東京ドラマ25(毎週金曜深夜0:52~)『サ道』の主演を務めることが発表されたネプチューンの原田泰造さんなどが挙げられるでしょう。
この2人以外にも俳優として確固たるキャリアを築いている芸人は少なくありません。今回は、そんな「芸人兼俳優」というポストを獲得しつつある次世代のお笑い芸人たちをご紹介します。
1)オリラジ藤森慎吾:映画や連ドラから続々オファー
リズムネタ「武勇伝」で一躍脚光を浴びてから、チャラいキャラクターでお茶の間の人気者になったオリエンタルラジオ・藤森慎吾さん。2014年に相方の中田敦彦さんらとダンス&ボーカルグループ「RADIO FISH」を結成、楽曲「PERFECT HUMAN」で2016年に第67回紅白歌合戦にも出場するなど、多彩な才能を多分野で発揮しています。
そんな彼の新たな活躍の舞台と注目されているのが俳優です。これまで映画『闇金ウシジマくん』『七つの会議』など話題作に出演。特に『七つの会議』では性格が悪くて皮肉屋なサラリーマンを演じきって、バラエティ界で定着していた彼のチャラい雰囲気を払拭する高い演技力が評価されています。
2019年に入ってもその勢いはとどまることを知らず、4月からは山下智久さんが主演の連ドラ『インハンド』で御子柴隼人役を演じていて、初の連続ドラマレギュラー出演。映画では『ザ・ファブル』『Bの戦場』、さらに8月からは舞台『人生のピース』にも出演予定と、着実にレベルアップしています。2019年は役者としての藤森慎吾さんに注目です。
2)イモトアヤコ:大ヒットドラマで一躍有名になった
最終回の平均視聴率は22.3%、平均視聴率は16.6%と大ヒットした、2018年の日曜劇場『下町ロケット』で女優として一躍評価されたのが、イモトアヤコさんです。
同ドラマで、ギアゴーストという会社の副社長であり天才エンジニア・島津裕を演じきった彼女は、2019年1月のドラマ『家売る女の逆襲』では主演の北川景子の同僚で、何をやってもダメな社員という全く異なるキャラクターを演じきりました。
高視聴率番組『世界の果てまでイッテQ!』の過酷なロケで有名な彼女ですが、コミカルからシリアスな役まで幅広く演じられる実力を証明したことで、これからますます活躍のフィールドを広げることでしょう。