仕事に追われていたら30歳目前…どうしたら?焦る20代に、人気ラッパーが助言
東京大学中退という異色な経歴を持ちながら、明晰な頭脳を生かしマルチに活躍するラッパー・ダースレイダー(42歳)が、20代若人の切なる人生相談に答えます。
8年前に脳梗塞で左眼の視力を失い「片目のおじき」と呼ばれる彼。一昨年には「余命が5年」であると告白し、日本のヒップホップ界に衝撃を与えました。
そんなダースレイダーに今回寄せられたのは、会社員男性からの「20代でやっておくべきこと」に関する質問です。
Q. 20代でやっておくべきことって?
■27歳・会社員・男性■
「20代ではあるけど、日々仕事に追われて気づいたら30代も目前。『俺の20代これでいいのか?』となんとなく焦りのようなものを感じています。
20代のうちにやっておくべきことって、何ですか?」
A. 20代で全部やったら、そのあとの人生暇になっちゃうよ
ダースレイダー:僕は今42歳なんですけど、20代のうちにやっておくべきことって言っても、実はその後20年経ってもやってることあんまり変わってないんだよね(笑)。
気づいたら40歳になっても同じようなことで悩んでたり、同じような失敗してたりもするし。
振り返ってみると、子どもの頃は40歳って相当な大人だと思っていたけど、実際に自分がなってみて、「実はあんま変わんないんだな」って思って。そうすると、20代のときに見てた40代の人たちも、「肩肘張って頑張ってかっこつけてただけなんだな」って見えてくる。だから、焦って何かやる必要はないと思う。
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