大坂なおみ「世界で影響力ある100人」に選出。歴代日本人には誰がいた?
2014年・2018年:安倍晋三首相
日本の安倍晋三(64)首相は首相就任からたびたび選出されています。2018年は米ドナルド・トランプ大統領や北朝鮮の金正恩委員長とならんでLeaders部門に選出。
オーストラリアのマルコム・ターンブル首相(64)は「自信に満ちたダイナミックな指導力が日本の経済と繁栄をよみがえらせた」と評価しています。経団連の中西宏明会長が「終身雇用制度を守れない」と発言した今、アベノミクスの真価が問われようとしているのかもしれません。
2018年:孫正義(ソフトバンク会長兼社長)
「非常に少ないが、世の中には社会を促進させる役割を果たす人間というのがいる。孫正義がその一人だ」
世界規模の配車サービスを手掛けるウーバーテクノロジーズのCEOダラ・コスロシャヒ氏(49)に紹介文でこう評されたのは、ソフトバンクグループの孫正義代表取締役会長兼社長(61)です。
パソコンがまだマイコンと言われていた1980年代にPCソフトの流通や雑誌の出版から事業を始め、その後、通信事業に参入。ソフトバンクを一代で日本を代表する企業へと育て上げました。近年は10兆円規模のファンドを立ち上げウーバーテクノロジーズやシェアオフィス事業を手掛けるWeWorkなど、次世代を担う企業に投資を計画しています。
その年の世界の動静を伝える「世界でもっとも影響力のある100人」。来年は誰が選出されるのか、今からアンテナを張っておくのも面白いかもしれません。
<TEXT/小林たかし>