大坂なおみ「世界で影響力ある100人」に選出。歴代日本人には誰がいた?
2015年:近藤麻理恵(片付けコンサルタント)
片付けコンサルタントとして活躍する“こんまり”の愛称でおなじ近藤麻理恵さん(34)。彼女もまた過去に世界にもっとも影響力のある100人に選ばれています。
2011年に発表した書籍『人生がときめく片付けの魔法』が158万部の大ヒット、全世界30か国以上で翻訳、全世界でシリーズ累計300万部以上の人気に。独自の“こんまりメソッド”は世界的に知られるようになりました。2014年の結婚を契機にアメリカに活躍の場を移し、2015年にArtists部門に選出されました。
その後、アメリカでの活躍は著しく、2019年に配信がスタートしたNetflixでの主演番組「konmari ~人生がときめく片付けの魔法~(原題:Tidying Up with Marie Kondo)がアメリカで社会現象化。まだまだ“こんまり”旋風は続きそうです。
2015年:村上春樹(作家)
2015年に世界でもっとも影響力のある100人、Icon部門の一人として選出されたのが作家、村上春樹さん(70)。国内では「ハルキスト」と呼ばれる熱狂的なファンを生み出し、名実ともに現代を代表する小説家の一人です。
1980年代後半からは海外で翻訳版を次々に発表。2006年にはチェコの文学賞である「フランツカフカ賞」を受賞。『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』(2014年)は、ニューヨーク・タイムズ紙でベストセラー1位を記録、ノーベル文学賞候補として幾度も話題に上がるなど、世界的に高い評価を得ています。
国内外で村上春樹さんから影響を受けた作家「春樹チルドレン」も生まれてきており、こちらの動向も気になりますね。