しまむら、業績を大幅下方修正。人気アパレル企業の気になる年収は?
しまむら社員の気になる年収は?
チェーンストア化の導入にいち早く成功した、しまむら。1984年に全国50店舗、1994年に300店舗、2003年には1000店舗を突破と右肩上がりに店舗数を増やしてきた。
現在はファッションセンターしまむらのほか、流行のファッションを中心に扱う「アベイル」、ベビー子供用品を中心に扱う「バースデイ」なども経営。グループ合計で、台湾や上海の海外店舗を含む2000店舗以上を出店している。なお、本社は現在でも埼玉県内に置いている。
Yahoo!ファイナンスによると、株式会社しまむらの現在の従業員数(単独)は2701人。平均年齢は40.1歳、平均年収は596万円となっている。
現場で働く店長たちの本音
実際に株式会社しまむらで働いている人はどのように思っているのか。年間2000万人が訪れる企業の口コミ・給与明細サイト「キャリコネ」ユーザーの情報から、現場の状況や顧客層をよく知るであろう、店長の声をピックアップした。
「店舗で普段勤務していれば残業はほとんどありませんが、他店への応援や、新店舗の場合は相当な残業があります。役職手当てがつくので、残業代はいくら働いていても出ません、地域よって差がありますが。
休日は休めますが、店で何かあった場合には電話はあります。気が休まる時はあまりないかもしれません。(残業、休日出勤は)店舗の忙しさによりますが、給料自体は変わりません」(店長/20代後半男性/正社員/年収500万円/新卒入社/3年~10年未満/投稿時に退職済み/2017年度に関する口コミ)
2017年度時点での口コミだが、残業時間は少なくなかったようだ。ただ、しまむらグループの新卒採用ページによると、社員に対する「入社してよかったことは?」という調査で、2位には「福利厚生が充実している」が挙げられていて、「週休がしっかり取れること、残業が少ないこと」というコメントが寄せられている。
働き方改革が進むなかで、現在では改善に向かっているのかもしれない。