圧倒的な成長で「年収を倍にする」ためのテクニック7つ
株式会社Luceキャリアデザイン事業部ディレクターの丹羽です。一橋大学にてMBAを取得後、コンサルティングファームにて実務経験を積んだのち、現在は若年層を中心としたキャリア支援事業を展開しております。
今回はキャリア支援事業とコンサルティングワークの中での出会いから私が学んだ、圧倒的な成長を導き出す方法についてお話しできればと思います。
年収を倍増させるための「大前提」は?
まず、大前提として、ガチガチの年功序列型の企業だと、圧倒的な成長で「年収を倍にする」のは難しいですね。
かつて日本企業の3種の神器のひとつに挙げられた年功序列の考え方は近年、少なくなりつつあるとはいえ、「特定のポストに就くには◯年の経験が必須」と不文律、あるいは明文化されている企業が多いです。
もう1つ目の基準としては日系企業なのか、外資系なのかという軸で見るのもよいです。日系企業は圧倒的に年功序列型が多いです。入社前の段階なら、社員の方から直接聞いてみると良いでしょう。また、設立の経緯や資本関係から読み解く方法もあります。
この大前提を踏まえたうえで、圧倒的な成長で「年収を倍にする」ための7つのテクニックをご紹介します。
1)企業内で昇進するために必要な要件を明確にする
どのような人が昇進しているのかを明確にしておくことが必要です。営業成績が重視される、嫌われない人が昇進する、スキル偏重の傾向があるなどです。
人間を観察していれば、その会社のなかで、どのポストに就けば、目標を達成できるのかも同時にわかってくるはずです。ある程度、イメージが湧いたら、それをさらに具体化していきましょう。
2)目の前の仕事のスキルを高速で習得する
目の前の仕事のスキルを人の数倍の速度で習得するように心がけましょう。通常3か月といわれたら1.5か月での習得を目指しましょう。
基本的に他の人と同じことをしていたら、昇進速度も同じになるわけですから、いかに速度と内容で差別化するかはもっとも重要なテーマです。高速で習得するには、下記の3つが必要です。
① 予習・復習を徹底する
予習と復習を徹底しましょう。業務にあたるまえに、概要を把握してから業務に取り組むべきですし、業務後に概要を復習し、わからない部分を整理することが必要です。
② 質問を徹底する
わからないことは質問しましょう。一番の問題は、何を質問したらいいかわからないという状況になったときに何の対策もしないことです。
そのような状況のときは、そもそも予復習が不足している可能性が高いです。理解を深められるように努力しましょう。
③ 書籍やインタビューなどによるインプットを増やす
基本的に「そのジャンルの書籍はすべて読む」くらいの気持ちでいれば、自信もつきますし、インプット量で負けることはありません。あくまで業務を習得することが優先なので、業務に関わる部分のみを読みましょう。