平成仮面ライダーから「大ブレイクした俳優」5人。あのイケメンも実は…
菅田将暉:演技派として飛躍した一人
TAKAHIROさん来てくださいました!世界の目線と四畳半の感覚。ほんとに充実した時間をありがとうございました!!#菅田将暉ANN #TAKAHIRO #ゼロは最強 pic.twitter.com/jv4kWAtvbg
— 菅田将暉 (@sudaofficial) 2019年2月25日
いまもっとも勢いに乗っている俳優の一人、菅田将暉さん(26)も平成仮面ライダー出身です。2009年9月から1年間放映された「仮面ライダーW」が連続テレビドラマ初出演・初主演となりました。
2人で1人の仮面ライダーとなるシリーズ初のヒーローで、菅田さんがフィリップ役を、もう1人の主人公・左翔太郎役を桐山漣さん(34)が好演。平成仮面ライダーで恒例となっているコメディ要素に加え、ハードボイルド指向の“バディ(相棒)・ドラマ”としても視聴者を魅了しました。
その後、菅田さんは2013年に映画『共喰い』で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。翌年に映画『そこのみにて光輝く』、2016年に映画『ディストラクション・ベイビーズ』など話題作に立て続けて出演し、いずれも数々の男優賞を受賞。
放送中のドラマ「3年A組 -今から皆さんは、人質です-」(日テレ系)に主演するなど、現在の活躍は周知のとおりです。
福士蒼汰:笑顔でファンを魅了する俳優
福士蒼汰さん(25)もれっきとした平成仮面ライダーの1人。2011年9月から1年間放映された「仮面ライダーフォーゼ」に主人公・如月弦太朗役で出演しました。
本作はシリーズ初の「学園青春ドラマ」に沿ったストーリー。“仮面ライダー部”を結成し、仲間とともに敵と戦うという斬新な設定が話題に。不良生徒の主人公・弦太朗を演じる福士さんの笑顔も視聴者の心を掴みました。
以降、福士さんは2013年に朝の連続テレビ小説「あまちゃん」(NHK総合)、2015年に映画『ストロボ・エッジ』など話題作に出演。今年6月には映画『ザ・ファブル』の公開が控えるなど、俳優として飛躍し続けています。
竹内涼真:昨年の「男性芸能人の上昇株」トップに
皆さま今年もたくさんお世話になりました。
来年も沢山お世話になります。
みなさんに楽しんで頂けるようこれからも頑張ります
お楽しみにしていてください
では良いお年を #2018年 pic.twitter.com/Qi9USai5yO
— 竹内涼真 (@takeuchi_ryoma) 2018年12月31日
2014年10月から1年間放映された「仮面ライダードライブ」に主人公・泊進ノ介役で出演した竹内涼真さん(25)。熱血漢でありながら、過去のトラウマを抱えるヒーローを熱演しました。
シリーズ初の「自動車」をモチーフとした仮面ライダーで、主人公は警察官。刑事ドラマの要素が多く取り入れられたリアルな作りでも話題となりました。この作品以降、竹内さんはテレビドラマや映画、CMに続々と出演。人気俳優への階段を一気に駆け上がりました。
2018年には「ワカモノの資産運用に関する調査2018」(KDDI調べ)の「芸能界の上昇株」の項目で男性芸能人のトップに。現在、もっとも旬なイケメン俳優です。
ところで、なぜ平成仮面ライダー出身者の活躍が目立つのでしょうか? 特撮ヒーローに詳しいある芸能ライターはこう語ります。
「昭和のヒーローは少年を対象としていたのに比べて、平成仮面ライダーはドラマ性を重視した設定で主婦層の視聴者も多く獲得しました。さらにヒーローがイケメンであれば、ママ友のあいだで必ず話題にあがります。主婦層からの口コミの連鎖が、主人公を演じた俳優の人気を後押ししているんです」
平成の時代が終わってもイケメン俳優は輩出されるのでしょうか。新元号の仮面ライダーにも期待が高まります。
<TEXT/鈴木旭>