武田玲奈、女優業を語る「悔しいと思うことで向上心も生まれる」
影響を受けた先輩は「藤原さん、香川さん」
――お仕事をしてきて、影響を受けた先輩はいますか?
武田:最近ですと、藤原竜也さんとか、香川照之さんとか(『新しい王様』)。藤原さんは、脚本に変更があって、すごい量のセリフが足されたり、難しそうな演技を求められても、なんでも対応されるんです。
目の前で見ていて、本当に勉強になります。香川さんは、現場の雰囲気作りがすごい方で、スタッフさんへの気遣いなどを見ていても、勉強になることばかりでした。
お芝居してると不思議な化学反応が起こる
――女優のお仕事が楽しいと思える瞬間はどんなときですか?
武田:脚本を読んでいるだけでは分からなかった感情が、相手の方とお芝居をしていて生まれる瞬間です。やっぱり人とお芝居をしていると、不思議な化学反応が起こるんです。それを実感できたとき、本当に素晴らしい経験だと感じます。
――2019年早々から、主演作『セレクト女子』の配信を含め、とても順調ですが、今年の目標を教えてください。
武田:今年だけに限りませんが、向上心を大事にしたいです。自分の出た作品をちゃんと見直して、改善点を探していく作業をきちんとやっていこうと思っています。
<取材・文・撮影/望月ふみ>