元スーフリ和田サンが出所、広がる波紋と現代大学ヤリサーの実態
「合宿を機に交際した人も。強制はない」
「合宿がきっかけで交際に発展した人もいるので、自分が知る限り、強制はないと思います。たださっき話したとおり、夏の合宿とかだとサークルに入りたての新入生とかも来るので、面食らってる子とかは見ますね」
そういう子は、次回から参加することなく、「自然とフェードアウトする」(須村さん)という。
「サークルを途中でやめるやめないは個人の自由なので、はっちゃけたい子たちが集まって参加してる感じです。嫌だったら断ってるでしょ」
そんなシチュエーションでは意志に反して無理やり同意させられる人もいるだろう。「スーフリ事件」から16年が経つも、現役大学生たちの性事情は比較的奔放な印象だ。
もちろんこれが全てではないが、新たな性暴力の被害者はいつ出てもおかしくない。現在は各都道府県に性犯罪被害相談電話「#8103(ハートさん)」や行政が関与する性犯罪・性暴力被害者のための支援センターが設置されている。もし周囲に被害を受けた人たちがいたら、こうした支援に頼ってみるのもテだ。
<取材・文/小畑マト>