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「年収3万→資産1億円」“怪人コスパ男”が語るおすすめコスパ術とは

コラム

安ければ良いわけではない。コスパ男の哲学

井村:テクニックではなくマインドの話も少しさせてください。僕は「徹底したコスト意識で、1円でも安いものを買いましょう」と言っている訳ではございません。あらゆる事を「コスパ意識」をもって判断していきましょうと伝えたい。

──というと?

井村:いくら安く買っても物が悪ければコスパのいいお買い物とは言えません。良い物や欲しい物をお得に買えて初めてコスパのいいお買い物になります。

──安物買いの銭失いはしない、ということですね。

井村:僕は、欲しいものは我慢しないで買うことを推奨してて、でも同時に世界一安く買う努力をして欲しいと思っています。

 若いときからしっかりとコスパ意識をもってお金を使うクセをつければ、お金は自ずと貯まっていきます。これはお金の摂理なので、ぜひ実践して頂きたいです。

売れない芸人時代は年収3万円だった

冬のボーナス

──井村さんは、元・お笑い芸人という異色の経歴の持ち主ですね。

井村:以前、人力舎に所属してトリオ芸人として活動してました。お笑い芸人だった20代のとき、芸人年収は3万円くらいでしたね。月じゃなくて年収ですからね(笑)。

──その頃はどのように生活してたのですか。

井村:バイトで食いつなぎながら、9円のモヤシを無料の牛脂で炒めたご飯とか、外での食は6パック入ってる100円の柿の種で済ませたりとか人並みなことをしてました。

──“人並み”、ですか。

井村:売れない芸人時代も、自分はお金に困っているという感覚を持ったことは一度もありませんでした。どんな状況であろうと一定額の貯金はできてましたし、お金のことは頑張ればどうとでもできると思ってました。実際に、20代の超低所得時代でも100万円ほど貯金がありました。

──これからコスパ道を歩む人にアドバイスはありますか?

井村:決して嫌々と我慢しながら極めていくものではなく、「我慢せずに楽しく賢く貯めるのがコスパ道」だと思っています。

 好きなものをお得に買ってQOL(クオリティー・オブ・ライフ)を向上させ、コスパのスキルやノウハウを身につける。さらにお金まで貯まるんだから、そりゃ病みつきになりますよ(笑)

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