英上院議長が「かつら」の着用を免除に【25年前の今日の出来事】
イギリスの上院(貴族院)の議長が、17世紀以来のしきたりとして、議場で着用していたかつら、黒いタイツ、および豪華なガウンを免除され、平服の着用を認められた。衣装問題を巡って、改革派と保守派の意見が割れたが、出席議員による投票の結果、改革派の数が上回り、伝統の緩和が認められた。
Q.上院(貴族院)議長ってどんな役職?
ニュース当時は、司法府のトップである大法官が兼務した格式の高い職務だった。2005年(平成17年)の憲法改正以降、大法官が兼務しない形となり、貴族院議長職が別途で新設され、貴族員の互選によって選ばれるようになった。
[参考]
・産経新聞
・朝日新聞
・読売新聞