憧れの出版社で「半年でクビ」ありえない上司の仕打ちとは!?
アナタのまわりにパワハラ上司はいますか?
パワハラとかセクハラとかニュースなどではよく聞きますが、最近はそれにビビッて大人しくなっているオジサン達も多い印象すらあります。
こんなに騒がれる少し前に、パワハラを受け、それに立ち向かったところ、会社をクビになるという散々な目にあった伊藤朋子さん(仮名・33歳)に話を聞きました。
出版社で“人間以下扱い”のパワハラ
現在は広告代理店に勤務する朋子さんは、6年前に勤めていた出版社で「ひどいパワハラを受けた」と言います。
「新雑誌の立ち上げプロジェクトメンバー募集という求人を見て申し込みました。前職はウェブ媒体の編集だったのですが、やっぱり紙の雑誌に憧れがあって……入社の面接では『何でもします!』『体力には自信があります!』と、確かに大きなことも言いました。そんな私の気持ちを見越したかのように、上司(編集長)からひどい仕打ちを受けました。完全に人間扱いされてなかったです!」
そう声を荒げる朋子さん。彼女が味わった人間以下の扱いとは?
「ファッション雑誌だったので読者モデルのスカウトで、銀座に行ってアラサーのオシャレでキレイな女性を今日中に20人捕まえてこいとか、ファッションライターの原稿を『家の近くで待機して、仕上がったらすぐもらって、日付が変わる前に最短で持って来い』とかそういう感じです。
20人のキャッチって口で言うのは簡単ですが、スカウトなんて10人声かけて1人でも話聞いてくれれば良いほう。1日に20人なんてとても無理だし、ファッションライターさんは売れっ子だから、夜~朝方とか長時間待機させられることもしょっちゅうでした」
会社に寝泊まりするのはザラ
確かになかなかハードそうです……今どきそんなドラマみたいなキツイ仕事があるんですね。
「普通に考えて、絶対無理でしょって思うような要求も、憧れの出版社の仕事だと割り切って、最初は頑張っていました。だから仕事が終わらなくて会社に寝泊まりなんてザラでしたね」
そんな朋子さんでしたが、ある日、事件が……!