“憧れの女性上司”から「無理です」のLINE。失意のどん底から大逆転できた訳とは
今や国民のほとんどが利用しているSNSツールのLINE。仕事からプライベートまで、あらゆるシーンで必要不可欠なコミュニケーションツールになりました。
今回は、そんなLINEの“誤送信”がきっかけとなったエピソードを紹介します。
気になる女性上司とLINE交換
「Aさんという上司のことが、入社してから密かに好きだったんですよ。仕事の指示も的確だし、相談には親身になってくれるので、男女関係なく皆に好かれてるんです。誰にでも優しいから、勘違いしてはいけないと思ってはいたんですけど、惹かれる何かがあって……」
そう語るのは会社員の大志さん(仮名・24歳)。職場の4年先輩の女性上司Aさんに好意を抱いていたそうです。姉御肌だというAさんは職場のみんなに好かれる人気者でした。
「いつだったかの社内の飲み会で、なんと偶然Aさんの隣の席になったんです。職場以外で話す機会は初めてだったし、Aさんはあまり飲み会に来ないタイプだったので超ラッキーだと思いました。すごい緊張しちゃったんですが結構盛り上がって、酔った勢いもあってか、AさんからLINEの交換しようと言われ……夢かと思いましたね」
突然の「無理です」の文字に意気消沈
後日取り急ぎ挨拶を送った大志さんは、Aさんからすぐに返事が入り、まずは第一関門突破という感じでした。しかしそれ以降は遠慮してしまい、なかなかメッセージを送れない日々が続いたそうです。
「ある日の夕方、AさんからLINEが送られてきたんです」
そこには「いつも無理ですお断りします宜しく下さい」と書かれてあったそう。突然送られた意味不明なメッセージ。大志さんは何やら不安な気持ちになります。
「びっくりですよ。僕には『無理です』のインパクトが強くて、文章は変なんですが、僕との連絡が今後無理だ、みたいな風に解釈してしまいました。でも、全く思い当たる節はないんですが……」
でも、気のせいか社内でもAさんに距離を置かれているように感じる大志さん。