死んだはずの愛犬が毎晩、夢に!胸騒ぎで男性が実家へ連絡してみたら…
死者や亡くなったペットが夢枕に立つという話は昔からありますし、実際に経験をしたという人も少なくないようです。もしそういった体験をすることがあれば、周辺で何か変わった出来事が起きていないか、確認してみてもいいかもしれません。
地元でも有名な大学を出て、大手企業に就職し、順風満帆な日々を過ごしていた栗原圭太さん(仮名・29歳)。27歳のときに見た映画がキッカケで役者になりたいと思い立ち、これまで築き上げてきたキャリアも地元も捨て、会社を辞職しました。
キャリアも地元も捨てて飛び出す
「当時は実家住まい。勝手に会社を辞めたことが父親の逆鱗に触れ、『勘当だ!』と怒鳴り散らされて家を出ることになりました。家族の理解や協力が得られなくても、役者になれば見返すことができるし、きっとわかってもらえるはずだと思っていたのです」
勢いよく家を飛び出した栗原さんでしたが、役者としての仕事は、ほぼゼロ。毎日のように稽古に励みますが、エキストラのような役ばかりが続きます。数日前や前日に突然入る仕事も多く、出演時間は数秒なのに待ち時間は3時間といった仕事もありました。
「そのため、バイトしかできないです。バイトと言っても、役者になることを応援してくれるような事業所でなければ、突然の休みに対応してくれません。同じ職場で働くスタッフたちの目や感情もあるので、働ける場所というのは本当に少ないです」
会社員時代の貯金も減りはじめて…
最初は大手企業で働いていたときの貯金もありましたが、家を飛び出して2年も経つと預金残高の数字が100万円を切り、不安に感じはじめます。自分の才能にも限界を感じはじめてはいましたが、実家に帰ることもできず焦る日々。
「そんなとき、僕が小学生のときに死んだはずの愛犬、ゴールデンレトリバーの『ゴールデン』が毎晩のように夢枕に立つようになりました。吠えることもないし、動く様子もなく、ただ枕元に姿を現すだけ。最初は懐かしいとか、ゴールデンに会えて嬉しいという気持ちだけでした」