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脱毛ブログで最高月収300万円も。“ブログブーム“で稼いだ30歳ブロガーの今

学び

 会社に属さず柔軟な働き方をするフリーランスの仕事。その自由さが魅力的な一方で、収入が不安定でリスクが大きいのも現実です。

亀山ルカさん

亀山ルカさん

 フリーランス歴5年のブロガー・亀山ルカさん(30歳・@RUKAv2)は、収入の浮き沈みを経験しながらも、フリーランスの道を歩み続けています。その険しい道のりの乗り越え方とは?

2015年に起きた“個人ブログブーム”

 個人ブログブームが起きた2015年には「会社をやめてブログで稼ごう!」という風潮も一部ありました。亀山さんはどう思っていたのでしょうか。

「私が出した本にもタイトルにも『稼げる』とは書いてあるのですが、当時はブログが稼げるという点が大きく取り上げられていたのではないかと思います。稼げるようになるには時間がかかるので、その過程をいかに楽しめるかが大事です

 だから、ブログをやるなら、純粋に記事を書きたい、読んでもらいたいという思いや、読者から反応が返ってくるやりがいや喜びにも目を向けて、ブログを楽しんでもらいたいと思っていました。

 私もブログを書き始めたのは、稼ぐ手段を模索したのがきっかけではありましたが、ダイエットに悩んでいる人の参考になればいいなという気持ちが根底にありました。稼げることをゴールにしたブログを書こうとすると、話を盛ったり不自然な内容になったりして、書くことがストレスになってしまう恐れもあると思います」

今のブロガーに伝えたいこと

著書

 ブロガーの実績をきっかけに著書『本気で稼げる アフィリエイトブログ』(ソーテック社)を出版。

 そのため、今ブログをやってみたいと思う人には「ブログをまずは楽しんでください」と伝えたいそう。

「そして、個人の強みを生かせるSNSにも積極的に取り組んで、検索サイト以外のルートをつくるといいと思います。ブログを書き続けるモチベーションについてもよく聞かれるのですが、書きたくない気分のときは休んで、書きたくなったときに書けばいいのです。

 書きたくないときに書くと自分自身つまらなく感じてきますし、稼ぐためにやらなきゃと思っていると負担になってしまいます。すぐにブログをやめちゃった人もいるかもしれませんが、自分の趣味や好きなことを改めて考えてみてテーマにするとモチベーションも保ちやすく続けやすいと思います」

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