彼女の写真がマッチングアプリに!「裏切りだ」と怒り狂った男性が知った衝撃の真実
もしも、マッチングアプリに付き合っている人の写真が登録されていたら、あなたならどうしますか? 浮気を疑って別れを決断するのもひとつの手段ですが、相手が登録していないと言い張ったときには、真実を追求してみたほうがいい場合もあるかもしれません。
千代田隆さん(仮名・27歳)は当時、付き合って3年ほど経つ同じ職場の結さん(仮名・25歳)と結婚の約束をしたばかりで、幸せの絶頂期を迎えていました。そろそろ結婚式の準備をはじめようと話し合っていたある日の帰り際、千代田さんは職場の男性同僚Dに呼び止められます。
彼女がマッチングアプリに登録していた?
「そして、『これって、お前の彼女じゃねーの?』とマッチングアプリの画面を見せられました。それは、間違いなく結。名前も平仮名で『ゆい』。信じられない気持ちと、心の底からわきあがってくる怒りでいっぱいでした。結のことは信頼していたし、人間としても尊敬していたので、ショックで立っているのもやっとという感じだったと思います」
そのときの記憶が曖昧になるほど怒りが強かったと言う千代田さんは、会社から出るなり興奮状態のまま結さんに電話し、結さんのマンションへ向かったのでした。怒りがおさまらない千代田さんは、マンションに到着するなり結さんに詰め寄りますが、「そんなはずない。登録なんかしていない」と否定するばかり。
「結婚式を控えていたこともあり、仲がいい友人にも相談できずにいました。唯一、マッチングアプリで結の写真を見つけたDだけが相談相手だったんですが、『結ちゃんのことを信じてあげたい気持ちはわかるけど、完全に顔を出して登録しているし、出会いを求めているとしか……』と気の毒そうに言われてしまったんです。凹みました」
一時は別れも考えるが…まさかの展開に
人間不信に陥り、結さんと距離を置いて沈み込む毎日を送っていた千代田さんを元気づけたのがD。毎日のように食事や飲みに誘っては、励ましてくれたのだとか。なんとか気を持ち直した千代田さんは、Dからは別の女性を紹介するからと言われ、一時は結さんとの別れも考えます。
「でも、別れを伝えることができませんでした。それは結が、連日のように連絡をよこし、留守番電話に『私は絶対に裏切るようなことはしない』と録音し続けていたからです。こんなにも毎日連絡をくれる結が嘘をつくはずがないと思いました。そこで、それならマッチングアプリで結になりすましているヤツをあぶり出そうと持ちかけたんです」
結さんが大賛成してくれたことで「マッチングアプリに登録したのは、結ではない」と確認した千代田さん。さっそく翌日、いままで心の支えになってくれたDにも相談します。しかし、Dは大反対。結の嘘を信じるのかと詰め寄ったかと思えば、マチングアプリを開いて気の毒そうな顔をしたのです。