報告書は手書きで…化石のようなアナログ企業で31歳男が遭遇したトンデモ体験
IT化が進む現代、企業ではさまざまな分野でデジタル化が進んでいます。新型コロナウイルス蔓延後は在宅勤務やリモート商談など、パソコンとネットはビジネスマンにとって欠かせないものになりました。
ところが、都内某社の営業マン・久保直人さん(仮名・31歳)は、デジタル化の流れを微塵も感じさせないアナログ会社で勤務し、驚いた経験を持っているそうです。
転職先には自分のパソコンがなかった
久保さんは以前勤めていたアナログな会社についてこう話します。
「私はシステムエンジニアとして3年勤務した後、化粧品会社の総務部に転職しました。出勤してみると、自分の机にパソコンがありませんでした。
ほかの社員と、共用で使えと。『それ以外の時間は何をすれば良いのか』と途方に暮れてしまいました。一応電話番という仕事が与えられたのですが、とにかく暇で仕方ない。こんな会社ってあるんだな、という感じでした」
工場でしばらく働くよう命じられて
パソコンが支給されず、驚いたという久保さん。さらなるカルチャーショックが襲います。
「あまりに暇で、寝てしまったことがあって。すると、研修という名目で、工場でしばらく働くよう命じられました。シャンプーやリンスを作っている工場で、窯の掃除やダンボールへの梱包、出荷作業などを行いました。
自分自身デスクワーク以外のことがやってみたいという気持ちがあったので、それは苦にならなかったのですが、驚いたのはその後です」