不調な家のネット環境が爆速に!PCのプロが最新Wi-Fiルーターをレビュー
プロが自腹で買ったもの「ジバラーガジェット」。ょっと前までは「我が家のネットワークは完璧だ!」と思っていた。だって、いち早くメッシュWi-Fi(※wifiの死角をなくし、家中どこでも途切れない接続を提供するために構築されたシステム)を導入し、戸建てすべての部屋Wi-Fiの死角をつぶしたのだ。これで快適になる……はずなのだが、どうも最近調子がおかしい。
気がつくと離れた親機に繋いでいたり、通信が詰まる症状が連発。動画の読み込みも、ネットゲームもストレスを感じるようになってきた。そこで、思い切って仕事用PCとスマホ、ゲーム機のWi-Fiを分けてみることに。
最新ルーターで我が家のWi-Fi補完計画発動
●バッファロー Wi-Fiルーター WSR-5400AX6S-MB
価格:1万1980円/サイズ:幅59x奥行き175×高さ177mm/重さ:650g
導入したのは定番のバッファロー製。最新のWi-Fi6規格に対応した「WSR-5400AX6S-MB」。選んだ理由はWi-Fi6への対応と、シンプルなデザイン。そして「将来性」だ。まず、Wi-Fi6は、今選ぶならマストで押さえておきたかった。転送速度の速さも有利だが、同時接続数が多くても効率よくデータ転送してくれる特性がある。
最近はIoT機器も増え、家では数多くの機器をWi-Fiに繋いでいるので、大混雑状況を改善するにはこの能力は必要不可欠と踏んだのだ。事実、PC・スマホ・ゲーム機で同時にネットワークに負荷をかけていても、びくともしない!
これまで、ゲーム中にスマホをいじると、ネットが不調になっていたが、今なら問題なくスマホもタブレットも同時に楽しめる。現代では当たり前に快適なインターネットを取り戻せたのだ。
アップデートでメッシュWi-Fiに対応!
デザインでは、置き場所がデスクの上と決まっていたので、なるべく自己主張の少ないシンプルなデザインを求めていた。このモデルはスタンドがゴールドで主張を感じるものの、本体は上品なつや消しブラック。ジャキジャキとしたアンテナも生えておらず、黒を基調としたPCデスクの上にも収まりがいい。仕事の道具とはいえ、やはり統一感は大事だ。
最後に「将来性」。ルーターに求めるのは意外かもしれないが、実はバッファローの最新ルーターは、アップデートでメッシュWi-Fiへの対応を発表している。つまり、このルーターは将来的にメッシュWi-Fiルーターになり、もう1台購入すれば広範囲をWi-Fiで塗りつぶしてくれるのだ!
そう、これこそ私がバッファロー製を選んだ大きな理由であり、我が家の「Wi-Fi補完計画」。予言されたアップデートは今月、約束の時は近い……。