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マスク姿でサウナ室に…「地方サウナ」のカオスぶりに29歳男性が驚いたワケ

コラム

 現在は、ドラマの影響もあって若者にも人気が高まっているサウナ。「サウナー」や「ととのう」などサウナ専門用語も、ここ最近ではメディアでよく見かけるようになっています。コロナ禍の中でも新しく開店するサウナもあり、お洒落でキレイな施設が多く見受けられます。

サウナ

画像はイメージです(以下同じ)

 しかし、地方ではまだまだサウナは年配者やオジサンたちがメインのお客さんとなっています。そんな、田舎ならではのサウナ事情を明かしてくれたのは東北地方に転勤したばかりの田中陽二さん(仮名・29歳)

マスク姿でサウナ室に入ってくる客も

「近所にサウナ施設があるスーパー銭湯が2つあるのですが、どちらもとにかく施設が古くて汚いんです……。サウナ室に敷いてあるマットも一日中取り替えないで湿っていて不衛生

 現在はコロナの影響もあってマットを敷かないサウナ室も首都圏には多いのですが、地方では健在です。しかも、密閉空間のサウナ室は首都圏ではほとんどの施設が換気をこまめに店員がしているのですが、近所のサウナに関してはほとんどされていないのがリアルな現状です。

 コロナの感染者数が少ないから油断しているのか、利用している我々は少し複雑な心境です。環境の悪さからマスクをしながらサウナ室に入ってくるお客さんもいるくらいです

首都圏のサウナに比べるとカオス状態

サウナ

 裸で楽しむサウナだけに、衛生面は一番気になる所。さらに田中さんは、水風呂や休憩のルールも地方では独特すぎると驚いたそうだ。

「通常であればルールとしてサウナ室から水風呂に入る際は、しっかりと汗を流して入るものですが、自分が通っているサウナでは常連のおじいさんが汗だくのまま水風呂へ入水

 プールの飛び込みかと見間違えるくらいに大胆に頭から入っていくので汚くて仕方ないです。一度注意をしたこともあるのですが、『自分はこの店ではいつもこうだ!』と逆ギレする始末。

 また、お店がサウナに力を入れているわけではないので休憩する椅子が少なく、大半が水風呂の縁に座ったり、なかには床に直接寝そべって整っている常連も。施設がしっかりと整った首都圏のサウナ施設からすると、本当にカオス状態です

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