彼氏が「バツイチ子持ち」と告白。スマホを盗み見るのが癖になった27歳女性の現在
世の中、隠し事が一切ないカップルや夫婦はどれくらいいるのでしょうか。知らないほうが幸せだったりする事柄もあり、お互い踏み込まない領域があるほうが健全な関係かもしれません。
とはいえ、黙っておくべきではない秘密も当然あるわけで、突然“告白”されて思わず困惑してしまったというのが都内の教育関連施設で働く小松彩香さん(仮名・27歳)です。
合コンで出会った彼氏の秘密
「23歳の当時に合コンで出会った彼氏でした。付き合って2か月くらいの時にドライブデートへ行ったその夜、自宅で『楽しかったね』などと電話で話していた時のこと。私が幸せな気持ちいっぱいで話しているのに対して、途中から明らかに言葉数が少なくなっていったんです」
不思議に思い、一体どうしかのかと尋ねたら「彩香ちゃんにまだ話していないことがある」とのこと。冗談半分で「もしかして結婚していたとか?(笑)」と聞くと「実はバツイチなんだ」とおもむろにカミングアウトされたとか。
「バツイチくらい『今時よくある話』と思いながら話を聞いていくと、実は子供もいて、養育費を支払っており、時々会っていることまで判明しました。どうやら合コンの男性メンバーには口止めしていたみたいです」
スマホを勝手に盗み見るのが癖に
ショックを受けつつも付き合いを続けていたそうですが、元奥さんや子供とたびたび連絡を取っている彼氏の姿を目の当たりにして、「子供との時間を大事にしてほしい」という気持ちと「子供より私のことを見てほしい」という気持ちが錯綜し、精神的に不安定に。
以前よりも諍い(いさかい)が増え、結局、別れてしまったそうです。そして、この経験がそれからの恋愛において大いに影響したといいます。
「彼氏ができても『何かしら隠し事があるのではないか?』と疑心暗鬼になってしまい、スマホを勝手に盗み見るのが癖になってしまいました」
「バツイチ彼氏」の後に3人の男性と付き合うことになりましたが、どうしても長続きしませんでした。
「マルチ商法にハマっていることや、母親に逐一私のことを報告していること、仕事と言ってパチンコに入り浸っていること……。本来だったら知らずに済んだネガティブな情報が原因ですね……。そもそも見る目がないのかもしれませんが、なかなか心から信頼できる彼氏ができませんでした」