離婚理由で最多!「性格が合わない」を防ぐために大切な3つの要素
新型コロナウイルスの感染拡大から1年以上が経過。ワクチン接種も少しずつ進んでいますが、いまだに終息の道筋は不透明です。未曽有の事態によって、私たちの生活も大きく変化しましたが、“コロナ離婚”という言葉を耳にしたことがある方も多いと思います。
そこで今回は、離婚理由で多い「性格が合わない」を防ぐ3つの大切なことについてお話しします。
離婚についての調査結果
エン婚活エージェントでは、2020年に離婚した20代~40代の男女を対象に、「2020年の離婚」に関する調査を実施しました。
まずは、どれくらいの結婚生活を経て離婚に至ったのかを質問したところ、「3年~4年未満」(16.0%)という回答が最も多く、次いで「2~3年未満」(14.4%)、「1年~2年未満」(13.8%)、「10年以上」(13.7%)、「4年~5年未満」(10.7%)、「1年未満」(9.8%)と続きました。
1年~4年の結婚生活を経て離婚に至った方が多いようですが、結婚後10年以上が経ってから離婚に至るケースも少なくないことが分かりました。
「熟年離婚」という言葉がありますが、長い年月を一緒に過ごす中で夫婦間の溝が徐々に深まっていき、それが埋められずに離婚という選択をする方も少なからずいらっしゃるようです。
離婚に至った理由「性格が合わない」
続いて、離婚に至った理由を質問したところ、以下の結果となりました。
第1位「性格が合わない」(55.6%)
第2位「異性関係」(17.0%)
第3位「DV・モラハラ」(16.2%)
第4位「金銭トラブル」(14.0%)
第5位「性的不調和」(13.5%)
半数以上の方が「性格が合わない」ことを理由に、離婚に至っていることが分かりました。例え、夫婦と言えど、ある意味他人でもありますから、幸せな結婚生活を送るには相手の性格が非常に重要と言える結果が出ています。
また、前述の調査結果が示す結果は、過去の厚生労働省による司法統計からみた「離婚の申し立ての動機別割合」などの他の調査でも同様の結果が見受けられることから、今も昔も変わらず離婚の大きな要因となっています。