車は“売るとき”まで考えて買え。 値崩れしにくい車種5選
仕事、増税前、引っ越し、ゴルフや釣りを始めた、結婚、子供が生まれた……あなたが、車を買う(買い替える)タイミングはいつですか?
このタイミング、ライフステージの変化時が多いので、「とにかく車が欲しい」という気持ちが先行してしまって、先に待ちうける「売るとき」まで考えた買い物ができる人はそう多くありません。「売るとき」まで見越した、コスパの良い車との付き合い方を教えます!
車の価値の下がり方には傾向がある
「車の価値は、経年によって下がってくる」というのは、ほとんどの人が知っていることだと思います。しかし、「その下がり方は一定ではなく、ある程度のパターンが存在する」という事まで知っている人はどのくらいるのでしょうか。
1年間で1万km程度走行し、特に大きな事故などがなかった場合で考えると、
【① 新車から最初の4~5年で、40%程度まで下落】
特に新車購入した直後は「中古車」という扱いになるので、急激に下がる
【② 5~10年では20%程度までゆるやかに下落】
この間は車の価値は大きく下がらない
【③ 10年を超えると、急激に0%に近づく】
10年を超えると、大きな故障や大がかりな部品交換が発生しやすくなるため
売買でベストなタイミングは
できるだけコスパ良く車を使いたいのであれば、「できるだけ安く買い、できるだけ高く売る」ことを考えますよね。上記の車の価値の変化を考慮すると、
・4~5年落ちの中古車を購入し
・8~9年落ちの状態で売却する
という使い方がベスト。このサイクルが、最も車の価値の下落が少なく、最もコスパ良く車を使えると言えます。