巨乳な女性を接客した、アパレル店員の反省「軽はずみな発言でムッとされた」
ルックスを人から褒められても純粋に喜べなかった経験はありませんか? 他人から見たら羨ましい体のパーツや特徴も、本人からするとコンプレックスだったりするわけで、個性との線引きは難しいものです。
アパレルショップ店員の並木未央さん(仮名・25歳)も「お客様の喜ぶポイントと失礼になるポイントを見極めるのが難しいです」と話します。
胸が大きい女性客が試着してみたら
「ある日、胸が大きい方が来店してニットを探していました。眺めていた商品が伸縮性があまりないものだったので、側から見て『ちょっと小さいのでは?』と思ったんですが、実際に試着してみると、きつそうでもなく似合っていました」
そこで褒め殺しして、別のニットも購入してもらいたいなと考えたそうです。
「『もしピッタリされてるのが気になるようでしたら、こちらのは結構ゆとりがありますよ』と提案しました。すると『私はデブだから、さっきのだと変なんですか?』と苦笑いしながらの返答が」
軽はずみな発言をネガティブに受け止められ…
本人的には、「胸が目立ちすぎて気にならないか」と感じての提案だったそうですが、どうやらお客の女性には「もっと大きいサイズのほうがいいんじゃないですか」とネガティブに受け取られてしまったようで……。
「必死にフォローしましたが、その場でお叱りを受けてしまいました。彼女は好みであえてタイトな服を選んでいるそうで、オーバーサイズのものは買わない主義のようで……。でも、丁寧にお詫びしたこともあって、幸いにも今でも通ってくれる常連さんになってくれました。けれども、これっきり来店しなくなってしまってもおかしくなかったわけで、軽はずみな発言を反省しています」
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