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「彼女に嫌われたくない…」LINEで引き裂かれた友人との仲

コラム

 LINEを頻繁に確認しすぎて、一緒にいる人をおざなりに扱ってしまったことはありませんか? 今回は、そんなLINEの使い方によって友人との関係が壊れてしまった男性のエピソードをご紹介します

友情

※イメージです

仲良しの友人と卒業旅行に

 旗本尚樹さん(当時22歳)には、高校時代から仲良くしているNさんという友人がいました。別々の大学に進んでからもそれは変わらず、同じ趣味である音楽ライブに2人で行ったり一緒に飲んだりと大学の友人とはまた違う関係を築いていました。そんな2人も就職が決まり、卒業旅行のシーズンに。

「もう5年も前の事なのであやふやな部分はありますが、卒業旅行はNくんから提案してくれたと思います。せっかくなら気兼ねなく過ごせる人と行きたいということで、2人きりで行くことにしたんです

 大学最後の思い出である卒業旅行、旗本さんはとても楽しみにしていました。そして、それとは別に少し前にNさんから初めて「好きな子ができた」とLINEで相談をされており、卒業旅行と併せて旗本さんは嬉しさを感じていたそう。

旅行決定でも先行き不安

友情

 卒業旅行が決まってから、2人は行き先やプランの相談をするために会って話すことになりました。しかし、その話し合いで旗本さんは楽しみにしていた旅行への不安を感じることになってしまったのです。

「Nくんが話し合い中ずっとLINEをしていて、全然旅行の話に集中してくれなかったんですよね。少し注意もしたんですが、相談されていた好きな子とのLINEらしくて。その子ともう少しで付き合えそうなところだから『嫌われないようにすぐ返信したい』というので仕方ないかと思って我慢したんです」

 そんなことがあったものの、なんとか旅行準備は滞りなく進みついに出発前日に。そしてその日にNさんから「例の好きな子と付き合うことになった」とLINEで報告があったのです。Nさんにできた初めての彼女、もちろん旗本さんは嬉しい気持ちでいっぱいでしたが、ふと翌日からの旅行に不安を感じたのでした。

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