「負けを認めたな」突然の“マウンティングLINE”で弟と絶縁する一歩手前に
既婚者が未婚者に対して結婚マウンティングをしてくるという話を聞くことがありますが、兄弟でそれが起きてしまうと絶縁の危機に陥ってしまうことも。
今回は、弟から結婚マウンティングをされてしまった男性のエピソードをご紹介します。
上京した兄と地元に残った弟
大学進学とともに上京し、そのまま東京の会社に就職した久野昌利さん(仮名・27歳)。
忙しい毎日を送っていた久野さんには4歳離れた弟のSくんがおり、彼は高校卒業と同時に地元で就職、21歳で若くして結婚もして今も地元で暮らしています。
「弟とは、もともとそんなに仲の良いほうではなく、実家にいた頃も頻繁に会話をしたり、一緒にでかけたりということはあまりしていませんでした。どちらかというと、弟が僕を避けているような感じで、お互い子供だったので歩み寄ることもせず、そのまま大人になってしまいました」
そんなあるとき、久野さんが実家に帰る機会があり、その際に実家のことや仕事のことについて、Sくんと軽く揉めてしまったのです。そしてそのまま久野さんだけが東京に帰ることになってしまいました。
弟の結婚マウンティング
東京に帰ってきてから、今まであまりLINEでの連絡をしていなかったSくんからLINEが送られてくるようになります。しかし、それは久野さんにとってあまり嬉しいものではありませんでした。
「実家で揉めたことに関して、兄貴は結婚していないから理解できない、弟は結婚しているからわかるみたいなことを言いはじめたんです。面倒になって無視すると『負けを認めた』みたいなことを送ってくるのでより面倒です」
結婚していない久野さんに対して、Sくんは結婚マウンティングをしてくるようになってきます。しばらく様子を見ていましたが、徐々にストレスを感じるようになってしまいます。
「最初のうちは弟からのマウンティングLINEを我慢していましたが、ついに人間性を攻撃してくるようになったんです。それで、2人で実家に帰って直接話すことにしました」