レジャーの予約を断られたのは「新宿区在住」だから?コロナ下の不可解
コロナ禍の今、旅行などの娯楽が制限されている中、スキューバダイビングが注目されているといいます。スキューバダイビングとは、空気を詰めたタンクを背負いながら、潜水するマリンレジャーのこと。柳千尋さん(仮名・31歳)は「去年始めたばかりですがダイビングが1番の趣味」だといいます。
コロナで海には行けないと思いきや…
「コロナでしばらくできないだろうな」と諦めつつ過ごしていたある日、ふとニュースを見ていたらダイビングの特集が放送されていました。
「どうやら私の考えとは逆に、コロナでどこにも行けない人たちが『水の中なら感染もないだろう』という理由で、ダイビングを始めている……という趣旨でした。体験ダイビングをする人や、Cカード(ダイビングの資格)を取る人が増えているそうで……。これには目からウロコが落ちましたね」
1人でも沖縄や海外に行くほどダイビングが好きな柳さんは早速、日帰りダイビングの計画を立てました。
「行けるとわかってすぐ行動に移しました。近場で日帰りで行ける場所を検索して、すぐに予約しました」
「新宿区在住」だから?予約を断られる
ダイビングをするには、潜りたい海の近場にあるダイビングショップが催行しているツアーに申し込むのが一般的です。ところが、柳さんが予約のメールを送った際、いつもとは違う対応をされたといいます。
「普段は詳細のメールが送られてきて予約完了なんです。それが今回は、すぐ電話がかかってきて『新宿区にお住まいとのことなんですが、最近繁華街には行かれましたか?』『失礼ですが、ご職業は?』と根掘り葉掘り聞かれました。
そして一旦保留にされたと思ったら『申し訳ありません。コチラの手違いで、すでに希望日は予約で一杯で』と、あっさり断られたんです」
今まで一度もこんなことはなかったので、戸惑いつつも他に何件か問い合わせましたが、予約すらさせてもらえなかったといいます。新宿区在住と関係あるかはわかりませんが…。
「繁忙期でも、ここまで予約が取れないことは滅多にありません。最近流行ってるとはいえ、どこのショップでも予約できないなんて……。本当にびっくりしました」