完全ノンアルコールバーを女性記者が体験ルポ…何を楽しむのか
2020年7月、六本木に日本初の完全ノンアルコールバー「0%」がオープンしました。コンセプトは「宇宙できた最初のバー」で、中はまさに宇宙空間。
ノンアルカクテルから体験型メニューまで、“飲まなくても酔える”ノンアルコールバーとなっています。
今回、店に足を運び「お酒好きでも楽しめる?」「アルコールは一切ないの?」「ジュースとノンアルカクテルの違いは?」など、気になる部分をチェックしてきました!
“飲まなくても酔える”ノンアルコールバーとは
0%のプロデューサー山本麻友美さんは、お酒が強くなく、バーなどで飲めるものが少ないことに寂しさを感じていたそう。
「ロンドンやニューヨークには、お洒落なノンアルバーやノンアルスピリッツがある」「日本にも、お酒が苦手でも楽しめる場所があったらいいのに」という想いのもと、山本さんはノンアルコールバー「0%」をオープンしました。
メニューには、世界のバーからトップ50を決める「The World’s 50 Best Bars」(イギリスのWilliam Reed Business Media主催)に3店舗がランクインする「SG Group」の後閑信吾さんが関わったカクテルや、オリジナルレシピの「自家製生コーラ」があったりと、本格的。
・お酒が飲めないから、一緒に食事をする人に気を使ってしまう
・飲むと顔が赤くなって恥ずかしい…
・お酒が苦手だけどバーに行ってみたい
など、お酒が苦手な人をはじめ、お酒を控えたい人、妊娠・授乳中の人、すべての人におすすめのバーです。また、アルコール類は置いていないので、完全なノンアルコールバーとなっています。
男女問わず大人気!絶対外さないカクテル
今回、実際に著者が飲んだノンアルコールカクテルを3種類ご紹介します。「A Real Pleasure ゼロ(0)になる」は、店を代表する人気カクテルです。日本ではまだ馴染みのない「ヴェチバー」(スモーキーで土のような独特の香りを持つ、アジア原産の多年草。アロマとしても活用)や、バジルやフルーツが入っており、個性的かつ爽やかな一杯となっています。
■ A Real Pleasure ゼロ(0)になる 1500円(税別、以下同じ)
思わず「美味い〜ッ!」と声に出してしまったこのカクテルは、男性にも人気があります。筆者は、取材当日と別日の合計2回、ノンアルコールバー「0%」に行ったのですが、このカクテルを楽しんでいる男性を複数見かけました。
男性1人の来店で、男性3人組で、カップルで……。1人でも来店もしやすいのは嬉しいですよね。