秘密の趣味がバレて最悪…!LINEで仕事を押し付ける同僚のしもべに
友人や家族、同僚など周囲へ自分の趣味を隠している人、実は少なくないようです。
周囲の誰かに自分の好きなことを否定されたり馬鹿にされたりしたら辛いですし、普段とは違う自分の顔を隠したいと思う人もいるでしょう。今回は、そんな趣味がバレて辛い思いをした男性のエピソードをご紹介します。
密かに楽しむコスプレの趣味
とある会社でお客様窓口の事務を担当している橘恭平さん(仮名・24歳)は、職場はもちろん、家族や友人など周囲の人へ隠している「趣味」を持っていました。その趣味というのは、アニメやゲームなどのキャラクターになりきる「コスプレ」でした。
「コスプレを始めてすぐの頃、身近な人にそれを言ったら『キモイ』って言われたことがあって……。ショックでそれ以降、コスプレ仲間以外の人には自分の趣味がばれないように注意していました」
橘さんは、コスプレをする際は名前を変え、SNSは専用のアカウントを作るなどの対策をしていました。だから、コスプレ関係を通じて知り合った友人以外に、この趣味を知られることはないと思っていました。
SNSを介して職場に知られて…
そんなある日、仕事の休憩時間に同僚のMさんから突然話しかけられた橘さん。彼とは同じ部署ながら、そこまで親しい間柄ではありませんでした。どんな用件かと尋ねた橘さんに対し、Mさんはおもむろにスマホの画面を見せてきたのです。
「見せられた瞬間頭が真っ白になりました。それは僕がコスプレで使っていたSNSのアカウントだったのです。鍵をかけていたのですが、Mくんが作ったコスプレ好きを装うアカウントにフォローされ、うっかりフォローを返してしまっていたようで」
焦る橘さんを見たMさんは、LINEを交換してくれれば周囲にバラさないと提案してきました。疑問は持ちつつも、橘さんは言われたとおりMさんとLINEを交換。しかし、LINEを交換するだけがMさんの狙いではなかったことを、思い知らされることになるのです。