在宅ワークで使える「便利なツール」6選。Slackはプロジェクト管理に
緊急事態宣言が全国に発令されました。在宅勤務を開始して、コミュニケーションツールをこれまで以上に活用する企業も増えています。しかし、様々なチャットツールやテレビ会議システムがあり、どれを使ったらよいのか迷う人も多いはず。
今回、コンサルティング事業やデジタルトランスフォーメーション事業を通じて企業の生産性向上を支援するINTLOOP株式会社でマーケティングを担当し、日ごろの仕事の中で8種類のコミュニケーションツールを使いこなす廣瀬明氏が、おススメのツールと活用法を紹介します。(以下、廣瀬氏寄稿)
社内コミュニケーションやプロジェクト管理は
弊社は、コンサルティング事業やデジタルトランスフォーメーション事業など4つの事業を主軸に、生産性向上を含めた企業の経営課題解決を支援しています。様々なクライアントとやりとりする中で、これまでは社員1人あたりの毎日受信するメールが1000通、送信するメールが100通を超えていました。
そのような状態で導入したのが「Slack」です。プロジェクトごとにチャンネルを立ち上げることで、Slackひとつで複数のプロジェクト管理ができます。重要なやり取りはブックマークすることで、既読したメッセージのタスクに抜け漏れが発生するのを防ぐことができます。
また、デジタルコミュニケーションでは「ちゃんとメッセージを確認していること」「どの発言に対する返信なのか」を明確にする必要がありますが、SlackではLINEのような既読機能がないため、メッセージを確認したという意味で、特に文章で返信をしないメッセージにはカスタム絵文字をつけています。返信の対象を明確にするには、引用を使うようにしています。
タスク管理でおススメは
仕事を進める中で出てくる様々なタスクの進捗を管理するなら、「backlog」をおすすめします。
そのほかのタスク管理ツールだとベースがガントチャート(※工程管理表)形式のため、タスク一覧や進捗状況が見づらいのですが、backlogでは、タスクと担当者、ステータスが一目でわかりやすいデザインになっています。また、ガントチャートも作りやすいため、作業工程の管理がしやすいです。
Slackとの連携もできるため、プロジェクトごとに連携しておき、通知を逃さないようにしています。