『耳すま』に続いて実写化してほしいジブリ作品は?20代が選ぶベスト7
1月14日、ジブリ映画『耳をすませば』の実写映画が9月18日に公開されることが発表されました。アニメ版は1995年に公開され、読書好きの月島雫が、バイオリン職人を目指す同級生・天沢聖司と図書カードを通じて出会い、惹かれ合っていくストーリー。
実写版では清野菜名(25)さんと松坂桃李さん(31)がダブル主演を務め、アニメ版で描かれた世界観に加え、雫と聖司の10年後の姿も描かれるとか。聖司の声は、アニメ版では当時中学3年生だった人気俳優の高橋一生さん(39)が務めていたこともあり、今回のキャスティングには「高橋一生さんで見たかった」との声も相次ぎました。
「実写版を見てみたいジブリ作品」7位から発表
そこで、20代男女100人に、過去22本のジブリ映画(日仏共同制作の『レッドタートル』を除く)の中から「実写版を見てみたい作品」を複数回答で選んでもらいました。まずは7位から――。
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7位:『火垂るの墓』『もののけ姫』『猫の恩返し』『思い出のマーニー』(13人)
6位:『風の谷のナウシカ』(14人)
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7位は同率で、ジブリらしいファンタジー『もののけ姫』、『猫の恩返し』と、人間ドラマ『火垂るの墓』、『思い出のマーニー』が選ばれる結果となりました。
『火垂るの墓』に票を入れた人からは、「戦争があったことを風化させないために」との声もあり、他のファンタジー作品とは異なった、特別な思いを託す人もいるようです。
6位は1984年公開の『風の谷のナウシカ』。1000年前の戦争によって産業文明が滅んだ世界で、再び起ころうとする戦争をナウシカが阻止するというストーリー。巨大にな虫「王蟲(オーム)」や「巨神兵」などさまざまな姿をした生き物が登場するため、「どんなふうに実写化されるのか楽しみ」という声が寄せられました。
5位:『天空の城ラピュタ』(17人)
5位は1986年に公開された『天空の城ラピュタ』がランクイン。この作品は、監督の宮崎駿監督が小学生のときに考えていた作品をもとに作られたそうです。
見習い機械工の少年・パズーが、不思議な力を飛行石を持っているために政府や海賊に狙われる少女・シータと出会い、彼女を守るために天空に浮かぶ島・ラピュタに向かう……というもの。テレビ放映時は、滅びの呪文である「バルス」を叫ぶシーンに合わせた「バルス祭り」もツイッターで話題になります。
この作品を選んだ20代からは、
「『バルス』のシーンを実写で見てみたい」
「壮大なスケールの作品になりそう」
との声があがりました。空を飛ぶシーンが多く、実写化はCGを駆使したものになりそうですが、今の技術ならと期待する人も多いようです。