今年の初任給トップ「40万円」フィル・カンパニーってどんな会社なの?
新入社員は入社から2か月が過ぎたころですが、みなさん、他社の初任給って気になりませんか?
今回は、初任給が一番高い企業に焦点を当て、その金額や事業内容について解説していきます。
「初任給ランキング2018」上位5位を紹介!
日本経済新聞社が2018年度の初任給ランキングを発表しました。上位のみ紹介すると、
=====================
■日本経済新聞社「初任給ランキング2018」
1位:40万円 フィル・カンパニー(住宅・建設・不動産)
2位:35万円 PwC Japan(情報・通信)
3位:34万300円 アビームコンサルティング(情報・通信)
4位:34万円 北の達人コーポレーション(食品・アグリ)
5位:33万6350円 セプテーニ・ホールディングス(生活・サービス)
(:参照 ※2018年4月23日時点)
=====================
上位の企業では初任給とは思えない金額が並ぶなか、2位の企業に5万円の差をつけ、堂々の1位に輝いたのは「株式会社フィル・カンパニー」。業種分類は建設業です。
フィル・カンパニーの初任給はなんと「40万円」! 厚生労働省が2017年に発表した「平成29年賃金構造基本統計調査」によると、大学卒の初任給の平均は、20万6100円なので、フィル・カンパニーの初任給は、この平均額の約2倍に値します。
フィル・カンパニーってどんな会社?
設立は2005年6月で今年で14期目、2016年11月に東証マザーズ市場への上場を果たしています。業種は建設業、社員数は20人、平均年齢は35.4歳です。
前出の賃金構造基本統計調査によると、建設業就業者の平均年齢は約43.5歳なので、フィル・カンパニーはかなり若い人材が集まった会社だといえます。
12