新型「iOS 13.1」がリリース。バグ修正のほか、便利な新機能も
アップルは9月25日(米国時間9月24日)に、iOSデバイス向けのOS「iOS 13」の修正版となる「iOS 13.1」のアップデートを公開しました。
iOS 13のリリースからたった5日後のリリース。今回はまだiOS 13.1にアップデートしていない人に向けて、その内容をご紹介します。
iOS 13.1の主なアップデート内容
そもそもiOS13のアップデートでは、一部ユーザーの間から、さまざまな不具合が報告されていました。
たとえばApple純正のメールアプリで送信者と件名が欠落していたり、写真アプリが高速スクロールで落ちたりといった事例などです。基本的にはこれら複数のバグの修正になりますが、加えていくつか主要な変更がありました。
<iOS 13.1の主なアップデート内容>
・AirDrop機能の進化(UWB技術)
・バッテリーパフォーマンスの向上
・「マップ」の機能追加
・「ショートカット」の機能追加
・その他各種不具合に対するバグ修正
特に、AirDropの進化はiOS 13.1の目玉アップデートと言っていいでしょう。ただし、下記でも述べるように、こちらはiPhone 11シリーズのみが対象となっているので注意が必要です。
iPhone 11シリーズでAirDropが進化
友達同士でiPhoneに保存してある写真などのデータを共有するときに活躍する「AirDrop」機能。Bluetooth通信を活用して、画像データの画質を落とすことなく共有できるので、普段から利用している人も多いのではないでしょうか。
iOS 13.1では、空間認識のための「超広帯域無線(UWB)」技術を備えたU1チップを使用して、自分のiPhoneを相手のiPhoneに向けることで対象者を選択できるようになりました。ただし、こちらの機能はiPhone 11シリーズ(iPhone 11, 11 Pro, 11 Pro Maxの3機種)でのみ利用することができます。