若者に「ハンディファン」が流行るワケ。“飾り”で持つ学生も
今夏も半ば、連日続く猛暑にうんざりした方も多いのではないだろうか。気象庁の発表によれば猛暑日は増加傾向。2018年には最高気温、東日本の平均気温の観測記録を更新している。
そんななか近年では若年層を中心にハンディファンが流行し始めているという。女子中高生向けのマーケティング支援を手掛ける株式会社AMFが手掛ける『JC・JK流行語大賞』では「ハンディファン」が“モノ部門第一位”にランクイン(2019年上半期調べ)した。
Twitter上では「めっちゃ使いやすい!」「手放せない」といった声が多くみられるが、実際のところはどうなのか。bizSPA!取材班は、ハンディファンの取扱店・使用している学生らに話を聞いた。
デザインも多彩。若年層に流行するワケ
「小さくて、可愛くて、涼しくて。一度使ったら手放せないです」
そう話すのは都内に住む女子高生のSさん。彼女の持つハンディファンには円の頂上にうさぎの耳が着いている。
「私のはピンクなんですけど、友達は紫。色違いで持ってます。私とその友達は女性アイドルのファンで、推しメンの担当カラーに合わせて買ったので、バリエーションが豊富なのが本当に助かります。このあいだのライブにも持って行きました。ライブって熱気すごいし、そういう意味でも助かってます(笑)」
かわいくて使いやすいデザインのハンディファンが増えたことも、流行した理由のひとつだろうか。また、いま流行りの“タピオカ”に並ぶ際も、ハンディファンは欠かせないそう。
「この季節にタピオカ並ぶの結構キツくて。でも美味しいから飲みたいし、そんな時にこれに助けられてますね」
メイクにインスタ映え…女性ならではの事情も
一方で、ハンディファンを使わなくてはならない、女性ならではの事情も。女子大生のTさんは「夏場のお洒落を保つためにもハンディファンは欠かせない」と話す。
「都内に遊びに行くときとか、外の列に並ぶ時にハンディファンを使っています。汗かくとファンデーションがよれちゃうので。
最近は、SNSを見てもアイドルやインスタグラマーなんかが、皆これを持って写真を撮ってるじゃないですか。だから持つこと自体に抵抗感はないというか。
それに、顔の近くに物を持って写真を撮ると盛れるんですよ! インスタに写真を上げるときなんかは小顔効果もありますし、髪の毛が風になびくので良い感じに“映え”ますね」
SNS映えを意識する、若者ならではのハンディファン事情。別の学生からは「特に使いたいわけではないけど、流行ってるから、飾りとして持っている」など、周囲に便乗した声も聞かれ、確かに流行は広がっているように感じた。