「子どもの宿題やってくれない?」親戚にもいたモンペにドン引き
夏といえばお盆休み。つかの間の連休で、親戚との久々の再会が楽しみな人もいれば、憂鬱な気分で会わなければならない人もいるのでは。
「できることなら、今後は極力関わりたくないと思いました。いくら親戚とはいえ、あんな非常識な接し方をされたらドン引きます」
そう語るのは、渡辺ヒナタさん(仮名・27歳)。ヒナタさんが親戚付き合いに消極的になったのは、親戚のおばさんから久しぶりにかかってきた電話が原因でした。
両親の離婚で疎遠になった親戚たち
「私は一人っ子なので、同じ都内に住む年の近い親戚たちと幼い頃からよく遊んでいました。私が一番年上で、お腹の中にいるときから知っている年下の親戚も何人かいるので、会ったときには可愛がっていました」
幼い頃は年に何回も親戚宅に遊びにいっていたというヒナタさんですが、小学校3年生の頃に両親が離婚してからはその頻度も減っていったといいます。
幼い頃はよく遊んでいた親戚も、何年も会わなければ近況も分からず、ほぼ他人に近い状態に。
会わなくなってから数年が経ち、ヒナタさんが高校生になった頃の話。久しぶりに親戚のおばさんから母親に電話がかかってきたそう。
なんの要件かとワクワクしながら電話が終わるのを待っていたのですが、その内容に驚愕したといいます。
子どもの宿題代行を頼まれる
「電話は、中学生になった娘の英語の宿題をやってほしいという内容でした。英語が不得意だから教えてほしい、ならまだしも、宿題を丸々やってほしいというおばさんからのお願いには耳を疑いました。腹立たしさを超えて呆れましたよ」
ヒナタさんは幼少期に都内のインターナショナルスクールに通っていたため、英語は堪能。そのことはもちろん親戚も認識済みでした。
だからこその依頼だったのでしょうが、親戚とはいえあまりにも常識のない頼みごとには高校生だったヒナタさんも衝撃を覚えます。
「母親を通して、もちろん断りました。断ったというか、『一度自分で宿題をやってみて、それを見せてくれれば間違いがないかチェックするのはどう?』という提案をしました。でも、その後は何も返事がありませんでした……」