出張のたびクイズ形式のメッセージを送ってくる「ウザLINE」彼氏
出張先や旅行先で現地の画像をSNSにアップする人は多いですが、なかでも迷惑なのは「ここはどこでしょうか?」といったクイズ形式での投稿。
スルーすれば済む話ですけど、LINEトークで自分宛に送られてきた場合、さすがに無視するわけにもいきません。
問題に答えないと彼氏が不機嫌になる
「元カレは出張の多い人で、地方に行くと必ず現地の画像を送って、『私はどこに来ているでしょうか?』ってバカのひとつ覚えみたいに出題してくるんです。付き合い始めたころはそれも楽しかったですけど、次第に面倒臭くなりました。一応、問題には答えてあげてましたが、正直どこに行こうが知ったこっちゃねぇよって心の中では悪態をついていました(笑)」
そう話すのは、3歳年上の機械エンジニアと交際していた稲井聡子さん(仮名・26歳)。彼氏は沖縄を除くほぼ全国に出張で訪れていたそうで、行くたびに彼女へクイズ形式のLINEを送るのが恒例になっていたそうです。
「私が望んだわけじゃないのに既読スルーすると拗ねるんですよ。仕事中で返信する時間がないって話すと、今度は昼休みの時間に合わせて送ってきました。出題ジャンルが私の好きなファッションやコスメだったらともかく、地理オンリーじゃ回答しようって気も失せますよ。そもそも地理は昔から大の苦手なんです。高校の選択科目も日本史を選びましたから。元カレからの送られてきたクイズを見ると、学校のテストを思い出しちゃって憂鬱でした」
なお、聡子さんによるとクイズの正解率は3割ほど。難易度はそれほど高くなかったようですが、問題に答えられないことも彼女にとってはストレスだったのです。
不正解だとバカにしてくる
「だって間違えると次に会ったとき、『みんな知っているのに』『このくらい常識だぞ』って上から目線でバカにしてくるんですよ。そんなマウンティングの仕方ってありますか? 高校時代に『高校生クイズ』地区予選の結構いいところまで勝ち残ったのを自慢していましたけど、だから何なのって。ああっ、思い出したら腹が立ってきた!」
別れるきっかけとなったのも彼氏からのクイズ形式のLINEが原因。いつものように昼休みの時間に送られてきたそうですが、その日は顧客トラブルに追われてランチ返上で対応に追われていたそうです。
メッセージのチェックすらできない状況でしたが、彼氏はこれを彼女による嫌がらせと勝手に解釈。そう思い込んで、次々とクイズ形式のメッセージを送ってきたといいます。
「トラブル対応は片付いても本来の作業が残っていたので、その日は昼食抜きで仕事をすることになり、LINEを確認できたのは仕事が終わった後の夕方6時過ぎでした。そうしたら狂ったように10問くらい出題されていて、最後のほうは『無視すんじゃねぇ!』ってブチキレメッセージでした。でも、それを見てこっちはもっとムカついたし、それ以上にアホみたいにクイズを出してくる元カレのことが気持ち悪いと思っちゃったんです。それで『クイズとか知るかボケ!!』って送って、あとは全部既読スルーしました(笑)」