成長するビジネスマンが持っている“解像度”という概念
こんにちは、戦略コンサルタントのShinです。今日のテーマは「成長したいあなたに知ってほしい“解像度”という概念」です。
若手ビジネスパーソンの人たちとかかわっていると、下記のような発言をよく聞きます。
「成長したい」
「楽しく生きたい」
「仕事がイヤだ」
「裕福になりたい」
これを読んでいるあなたも、同じようなことを考えているのではないでしょうか。
このような思いを持つこと自体は悪いことではないのですが、残念ながらこのままでは何かを変えることはできません。今回は、その理由と対策を解説していきます。
まず「解像度」という概念を理解しよう
あなたは「解像度」という概念を知っているでしょうか。言いえて妙な表現で、物事を把握する際の比喩として優れているので、理解しておくことをおすすめします。
「解像度が低い」というのは、カメラのピンボケのような状態を指します。ぼやーっとしていて、それが何を指すのかわからないようなときに、解像度が低いと表現されます。
「解像度が高い」というのは、ピントがバッチリあったような状態で、細部まできれいに明確に見えるということです。
これはカメラだけではなく、発言や思考にも当てはまります。
解像度が低い発言の具体例としては、先ほどのような「成長したい」「お金持ちになりたい」が挙げられます。解像度の低い発言がすべて悪いわけではないのですが、自分の行動を変えて、本当に成長したいのであれば、解像度を高める努力をする必要があります。
人は、解像度が低い状態だと行動することができません。もし周りの景色がすべてぼやけていたら、怖くて前に進むことなんてできないですよね。なるべく解像度を高くして、行動に落とし、より解像度を高くしていく――。このループに入ることが重要です。
12