東大大学院中退プロゲーマーが真剣勝負をテレビで披露。結果は…
ギリギリまで追い詰められたときど選手は…
それを見ていたときど選手は、勝ちに徹することなく魅せるプレイをしただいこく選手にいら立ち、「マジでないです」「ありえない」と番組の中で痛烈に説教……。
ついに大将戦に進んだ、つちにん選手。相手のときど選手は、多彩な攻撃手段を持ち、距離を問わない攻めを得意とする「豪鬼」というキャラクターを使います。
第一ラウンド、ときど選手が繰り出す技をしっかりと見極めてガードをし、わずかな反撃のチャンスを見つけ、ときど選手をギリギリまで追い込みました。しかし、冷静な戦いを得意とするときど選手は、つちにん選手の動きを見定め、わずかな隙を逃さず連続攻撃を繰り出し、ラウンドを制します。
あと一歩で勝利というところまでときど選手を追い詰めたつちにん選手ですが、第二ラウンドでもときど選手が勝利し、惜しくも敗退してしまいます。日本最強プレイヤーを倒すのは、やはり至難の業のようです。
eスポーツ市場規模は前年比13倍に急成長
冒頭で紹介したeスポーツ市場規模が拡大した理由は「日本eスポーツ連合(JeSU)」の発足と、プロライセンス発行開始、関連する報道番組の増加と、スポンサー収益の拡大だとしています。市場は2022年には99.4億円にまで拡大すると予測されています。
2018年のeスポーツファンは前年比66%増の383万人となり、市場規模の拡大に比べれば緩やかですが、試合観戦の機会が増えるに従って、さらにファンを獲得できると見込んでいます。
今年のユーキャン新語・流行語大賞に「eスポーツ」がトップテンに入賞したことが示している通り、多くの人の注目を集めています。さらに、成長を続けるeスポーツ業界。目が離せません。
SNSでは、挑戦者の健闘を称える声…
「つちにん、頑張った! 惜しかった!」
「ときどさん、めっちゃ強い…さすがや」
「深夜なのに熱くなっちゃって寝つけなくなってしまった(笑)」
SNS上では、選手たちの健闘を称えるツイートや、eスポーツの市場の伸び率に対する驚きの声が少なくありませんでした。
eスポーツ市場は拡大していく可能性は高く、近い将来ひとつのスポーツとして認識されるかもしれませんね。
<TEXT/湯浅肇>