「カブトムシを食べたアイドルでは終わらせない」ある地下アイドルの野望
――昆虫食のNGはないんですか?
雨(青):特にないですね。「カブトムシ事変」から今までにハニーワーム、コオロギ、タランチュラを実食してきました。たぶん、「生の芋虫を食べろ」といわれてもいけます。飲食店でバイトしてたときゴキブリを見かけたら、素手で叩き潰せるタイプだったので、虫に抵抗感がないんです。
――ほかのメンバーは若干引き気味の様子ですが……(笑)。
雨(青):あ、でもシイタケだけは苦手なのでそれはNGです。
ここな(桃)・かずみ(赤)・利休(緑):オイオイ!
――そこはダメなんですね(笑)。
昆虫食はYouTuberにとって日常茶飯事
――今回の騒動について「炎上商法だ」という指摘もあるようですが。
利休(緑):全然狙ったものじゃないです。昆虫食って、YouTuberの文脈で捉えると、そこまで奇抜な企画じゃないんです。YouTuberには、もっとエグい虫を食べてる人がたくさんいるので。ただ、アイドルという文脈においては、お客さんにとって異質だったのかと。それが発言力の高いオタクの人の目に止まり、ツイッターで拡散してしまいました。
ここな(桃):本当にYouTuberによるMCコーナー、くらいの感じだったんです。地下アイドル兼YouTuberというのは以前は片手で数えられるくらい珍しい存在だったので。
かずみ(赤):ただ、この件をきっかけに、今はライバルとなる地下アイドル×YouTuberも激増してるなと感じます。
事務所解雇の真相は? マネージャー本人に直撃
――今回の騒動ではマネージャーのM氏も一緒に事務所を退所しました。Mさん本人はどうお考えですか?
M:いわゆる王道アイドルが所属している事務所だったので本質的に「方向性の違い」があったのだと思います。
ここな(桃):事務所から解雇の真相を聞く機会は最後までありませんでしたが、「濃すぎるメンバーゆえ、マネジメントに難を感じてたのでは」と推測しています。
雨(青):べつに“解雇”と“蚕”をかけたわけじゃないです(笑)。