カインズ、日曜大工から「DIY女子」に…ホームセンターは進化する
溶接や3Dプリンターが店内で使える?
カインズでは、店内に広い工作室を用意している店舗があり、商品を購入するとそれらを自由に利用することができます。
糸鋸やボール盤などの専門の加工機械はもちろんのこと、溶接機やレーザーカッター、3Dプリンターまで利用することができます。
これらの工房を利用するお客の層は、初心者の方が少なくないそうで、とくに一般の初心者の女性が多く利用していると番組の中で担当者が説明しています。
月に一度は通う常連客がいるワークショップ講座
カインズでは、お店が提案した作品を作るDIYワークショップ講座も人気で店舗ごとに講座が開講されています。
ウッドコンテナや、ハーバリウム、麻のモバイルラック、チェスト、収納ボックスや可動棚などを、DIYアドバイザーという資格を有した専門のスタッフの指導を受けながら作ることができ、女性に人気だと言います。
番組のインタビューに応じた熱心な常連客の女性の家には、20以上の作品が屋内に所狭しと並んでおり、少なくとも月に一度は通っているほどだとか。
熱心な常連客を獲得している反面、常に新しいアイディアを提供しなければ飽きられてしまいます。実際、ワークショップの参加者の数が伸び悩んでいるそうです。
番組では、グループ全体から新しい講座のアイディアを募集するコンテストを開くなど、グループ企業としての強みを生かして、飽きられないための取り組みをしていると紹介されました。