日本のパスポートが世界最強に。ただし落とし穴も…
日本のパスポートの強さをここまで紹介しました。しかし、そんな日本のパスポートでも、国同士の対立に巻き込まれるとコトは簡単には進みません。
イラン旅行の履歴でアメリカへの渡航に制限が
私は2015年10月にイランへ旅行しました。
日本ではアメリカと対立して危険な国、というイメージが強いイランですが、中世には世界の中心と呼ばれるほど栄えた場所で、当時(ペルシャ帝国)の遺跡や建築物が現在まで残されている観光国です。
飛行機での入国であれば到着時にでイランのビザを取れるので、ビザ代を持参するだけでOKです。
しかし、イランを満喫し帰国した数か月後に、トランプ大統領の方針からアメリカ政府がテロ対策として“特定国へ渡航経験のある人はビザなし渡航を認めない”と発表しました。
突然、アメリカに入国できなくなって…
その特定国とは、イラク、イラン、スーダン、シリア、リビア、ソマリア、イエメン。アメリカと敵対している、またはイスラム過激派が国内でテロを起こしていることで警戒されている国々です。
通常、日本人がアメリカへ観光で入国するには、ESTAと呼ばれる電子認証を利用します。事前にインターネット上で個人情報を入力して申請し、承認されればそのまま渡航できるというもの。しかしイランのビザが貼られた私のパスポートでは、ESTAを利用したビザなし渡航ができなくなってしまいました。
アメリカへの観光ビザの費用は160ドルと高額で、また大使館や領事館へ出向いて面接が必要となっておりと、ビザなし時に利用できるESTAに比べてお金も手間も掛かってしまいます。