被害総額15億円!実名で語る地面師の素顔「麻布十番の上島珈琲で…」/#全宅ツイ
都内で金融業に従事するテツクル(@tetukuruixi)さん。仕事柄、「知り合った人物が、後に地面師と判明するケースは意外と多い」と語ります。
AM、3件期日。
3人の弁護士から入電。
「和解不調です」「和解不調です」
「200万で和解どう?って言ってます」
「せんせ、ぼく着手200払ってますけど」
「そうですね、判決でいいですか?」待機してたのに成果ゼロ。
— テツクル (@tetukuruixi) 2018年10月25日
そもそも地面師とは、土地の所有者になりすまして売却をもちかけ、多額の代金をだまし取る不動産をめぐる詐欺を行う者、もしくはそのような手法で行われる詐欺行為のこと。
品川区西五反田にある旅館跡地を巡る取引で、大手住宅メーカー・積水ハウスから55億円を騙し取り、フィリピンに逃亡中のカミンスカス操容疑者もその一人。前回の記事で「カミンカスとも遭遇した」と語るテツクルさんに、地面師エピソードをお伺いしました。
大物地面師とのゴルフは実現せず
「以前、ある不動産物件を調査するため某地方都市を訪問したことがありました。そこで地元関係者の紹介で名刺交換したのが、あの内田マイクでした」
内田マイクといえば、杉並区浜田山の駐車場の取引話で2億5000万円を騙し取ったほか、数々の詐欺事件に関与していた大物地面師。現在は網走刑務所に収監されており、「積水が被害にあった地面師事件にも絡んでいるのでは」と噂される人物です。
「内田とはたまたま帰りの飛行機が一緒だったこともあり、空港で色々話しました。といっても世間話が主ですけど。その世間話の中で、ゴルフの腕に相当自信がある様子を見せていました。僕の『今度ぜひ教えてください』という社交辞令にも、笑顔で快諾してたのが印象的でしたね」
無類のゴルフ好きだった内田は、かつて偽名を使ってゴルフコンペに出場していたほど。しかし現在は塀の中です。
「ですので残念ながらゴルフレッスンは実現しないでしょう。まあ僕、今まで一度もゴルフやったことないんですけどね」