初代バチェラー社長は「仕事をしない」がポリシー。自宅は“汚部屋”の意外な面も
――でも、イケメンエリートのそういう意外な一面は、逆に親しみやすいですね。
久保:モテ部屋って狙ったような部屋ではなくて、自然体な過ごしやすい部屋だと思うんです。よくある人気のインテリアで、オシャレなバーみたいに薄暗かったり、ミニマリストでモノがなさ過ぎるのって、かえって落ち着かないと思います。そもそもうちのサービスも家具に対するこだわりが強い人向けじゃないんですよ。
――たしかに「CLAS」でレンタルできるモテインテリアもシンプルですね。
久保:男性におすすめのインテリアだと、こんな感じですかね。1人暮らし部屋のほうは、ウォルナットブラウンの色味で統一した、大人の男の一人暮らし部屋です。
久保:一方で、2人暮らし部屋のほうは、ダイニングやソファなどその日の気分でくつろげる2人暮らしにちょうどいいセットです。
――たしかに、どのインテリアもシンプルですもんね。
久保:はい。そのほうが使い勝手良いと思いますし、これ僕の部屋なんですけど、自社のソファとローテーブル・サイドテーブルです(スマホで画像を見せる)。
――確かに、シンプルながらも背もたれにかかっているオシャレなブランケットが、狙った感のないモテ部屋を演出していますね!
久保:はは、ありがとうございます(笑)。今は多少片付けてしまったのですが、家具はとにかくシンプルで使いやすくてサイズがハマれば良くて、ラグやブランケットなどのプロップで変化をつけるのがポイントですね。
<取材・文/白戸ミフル 撮影/山田耕司>