スマホひとつで手取りを増やす方法!福利厚生で使えるアプリ「ベネステ確定申告」とは?

副業をはじめ多様な働き方が広がる一方、物価高騰に手取りが追いついていないという現状もあります。そんな中、スマホひとつで可処分所得を増やせる新サービスが登場。それが、会社員の福利厚生として利用できる確定申告アプリ「ベネステ確定申告 Powered by FinFin」です。フィンテック企業の会計バンクと福利厚生サービスのベネフィット・ワンが提供する「ベネステ確定申告」について紹介します。
目次
多様な働き方が広がる現代
副業解禁やリモートワークの浸透により、働き方の選択肢は大きく広がっています。実際、企業の約5割が社外副業を認めているというデータや、スキマバイトをしている人の約3割が会社員という調査結果もあります。
多様な働き方が可能になった一方で、「確定申告」という制度の壁に悩む人は少なくありません。副業で年間20万円を超える収入がある会社員は確定申告が必要ですが、そもそも「必要性を知らない」「手続き方法がわからない」「面倒」などの理由で、申告を行っていない人が多数存在します。
さらに、給与所得者も対象となるふるさと納税や医療費控除、セルフメディケーション税制などの控除制度を活用できていないケースが非常に多く、ふるさと納税では寄附者の約4分の1が控除を受けていないという結果も示されています。
制度を理解できれば手取りが大きく変わるにもかかわらず、「知らない・難しい」ことが理由で損をしている──これが現代の働き手が直面する課題です。
なぜ今「ベネステ確定申告」がローンチされたのか

こうした社会的課題を背景に、フィンテック企業の会計バンクと福利厚生サービスのベネフィット・ワンは、確定申告支援サービス「ベネステ確定申告 Powered by FinFin(ベネステ確定申告)」を2025年11月27日に提供開始しました。
ベネフィット・ワンの会員基盤約1,220万人を対象に、福利厚生として確定申告をサポートする業界初の試みです。サービス開発の背景には、物価高と給与の伸び悩みにより、可処分所得を増やすことへの強いニーズが高まっているという現実があります。
会計バンク株式会社常務取締役COOの小林紳一氏は、今回の提携について次のように語ります。
「確定申告の煩雑さはまさに現代社会が抱える重要な課題。多くの方が『わからない、知らないからできない』という不安を抱えています。私たちは『わからなくても、知らなくてもできる』世界観を目指したいと考えています」
同氏は、確定申告サービスを展開することで、働き方の多様化や社会全体の課題解決に寄与したいと強調します。

さらに、福利厚生としてこのサービスを提供する側である、株式会社ベネフィット・ワン執行役員の沢田雅浩氏は、次のように述べています。
「働く人々が抱える日々の負担を軽減し、より豊かな生活を実現することこそが、福利厚生事業に携わる私たちの存在意義。確定申告の負担を極力小さくし、本来受けられる控除や還付を確実に届けることは、働く一人ひとりの可処分所得を守るだけでなく、企業の生産性向上や従業員満足度の向上にもつながると確信しています」
「稼ぐ力」だけでなく「取りこぼさない力」が求められる時代。福利厚生として税制度活用を後押しする試みは、企業側の人材確保やエンゲージメント向上にも直結すると考えられます。
「ベネステ確定申告」の特徴

アプリの最大の特徴は、確定申告が初めての人でも直感的に利用できる点です。主な機能は以下の4つ。
まるなげ控除(「まるなげ控除プラン」対象)
医療費・ふるさと納税などの書類をアップロードするだけで、自動判定&入力代行
あなたにぴったり申告診断
働き方や副業内容に応じて、最適な申告方法を提案
控除シミュレーション
どれくらいお金が戻るかを事前に可視化
年収の壁チェック(副業向け「かんたんモード」対象)
源泉徴収票の読み取りで、申告が必要か一目で判断
特に注目すべきは「まるなげ控除」機能です。書類をアップロードするだけでAIが入力代行を行い、ユーザーが行うのは最小限の操作のみ。申告までの作業をほぼ全自動化する仕組みです。
どれだけメリットがある?リターンの具体例
実際にどのくらい手取りが増えるのでしょうか。例として、セルフメディケーション税制を活用した場合を見てみましょう。
同制度は、対象医薬品の年間購入額が1万2,000円を超えると控除対象となり、例えば年間5万円購入した場合、対象は3万8,000円。
税金の還付額は、課税所得の金額や所得税率・住民税率によって異なるものの、仮に所得税10%、住民税10%である場合、7,600円が戻る計算になります。
また、アプリでは控除額を事前シミュレーションできるため、「申告する手間」と「戻ってくる金額」のバランスを、事前に判断できます。
さらに、全機能を利用できる「まるなげ控除プラン」は通常1万8,800円(税込)のところ、現在は特別価格9,500円(税込)。控除額が数万円になるケースもあるため、十分に投資価値の高い選択といえます(※キャンペーン価格は期間限定・先着100名の特別提供。キャンペーン期間:2025年11月27日〜2026年1月20日)。
なお、まるなげ控除は今後、フリーランス向けの会計アプリ「スマホ会計FinFin」にも搭載予定。
確定申告は「コスト」ではなく「リターン最大化の行動」
確定申告は面倒な作業、というイメージが根強くあります。しかし、制度を理解すれば、手元に戻るお金は確実に増えます。現代の働き方では、「稼ぐ」だけでなく「取りこぼさない」ことも重要なスキル。ベネステ確定申告は、その入口となり得るサービスといえるでしょう。
スマホひとつで、可処分所得を最大化する。それは、今の時代に最も合理的な自己投資かもしれません。