電車が遅延、彼女とケンカ…ケース別「ストレス解消」メソッド5選
④ 部屋が片づかないときに
「グリーン・エクササイズ」(エセックス大学・イギリス)
一方、エセックス大学の「グリーン・エクササイズ」も短時間で取り組めるメソッドだ。「公園や緑地、植物など身近な自然の中で運動するだけ。実験では一日わずか5分でストレスが軽減され、メンタルの弱い人ほど効果が大きいことがわかりました」(エセックス大学の研究論文より)
自然の中で散歩やジョギング、サイクリングのように体を動かすのももちろんいいが、自宅でプランターに植えた花や野菜などの手入れをしたり、ちょっとした緑地でボーッとするだけでもOK。わずか5分で効果が望めるのも良い。
⑤ 寝付けないときに
「マインドフルネス瞑想」(カリフォルニア大学・アメリカ)
なかなか寝付けない人には「マインドフルネス瞑想」が最適。カリフォルニア大学がその効果を発表した。「睡眠前20分間の瞑想で、睡眠の質が向上します。さらにストレスを受ける場面でも否定的な感情に縛られず、うつ病や認知症のリスクを下げる効果も確認できた」(カリフォルニア大学の研究論文より)
座って姿勢を整え、まず深呼吸を行う。目を閉じて7つ数えて息を鼻から吸い込み、8つ数えてゆっくりと鼻から息を吐き出す。意識は呼吸やお腹の動きに向け、これを集中して続ける。20分間続けるのが理想だが、5分でも効果あり。
いずれもよく言われていることだが、やるとやらないでは大違い。その効果は身をもって体感すべし。
― 最新医学が教える[ストレス解消法] ―
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