【25年前の今日の出来事】使用済み核燃料輸送容器の検査データが43基中37基で改ざん【国内】
原子力発電所の使用済み核燃料輸送容器37基の検査データを原電工事(本社・東京)などが改ざんしていたと判明した。内訳は、青森県六ケ所村にある再処理工場へ使用済み核燃料を搬送する容器が29基、原発構内の貯蔵施設搬送用容器が8基。原電工事の担当課長が、検査を請け負う日本油脂(本社・東京)に改ざんを指示した疑い。
Q.原電工事ってどんな会社?
原電工事(現・原電エンジニアリング)は、日本原子力発電の関連会社である原電事業から分離する形で1980年(昭和55年)に設立された会社。原子力発電所の設備の保守・修繕を担当した。1999年(平成11年)には原電事業と合併し、2015年(平成27年)には、原電エンジニアリングとなった。
[参考]
・産経新聞
・朝日新聞
・読売新聞