【浅草焼肉】味も量も財布にも◎焼肉入門にもホントに適した「本とさや」
基本はセットで満喫。メインは「特上」で悶絶するべし
「サービスセット」は3~4名のボリュームがあり、カルビ、ハラミ、スタミナ焼、キムチ、ナムルという構成。3人ならひとり2900円弱、4人なら2200円弱という計算だ。肉は「上」などを冠していない標準タイプだが、味のクオリティーは平均より数ランク上。この一皿だけでも、同店の力量がどれだけスゴいかを実感できるはすだ。
タンの焼肉メニューは「上タン塩」(2750円)、「タン塩」(1980円)、「タンすじ塩焼」(1155円)がラインナップしている。今回はつまみとして「タンキム」(715円)をオーダーしたこともあり、普通の「タン塩」をセレクト。厚みがある上タンは人気が高いが、普通のタンでも十分に満足できるウマさで量もしっかりある。
とはいえ「本とさや」に来たならば、各部位の最上ランクにあたる肉をどれか一皿は味わいたい。「上タン塩」もそのひとつだが、若い人にぜひ食べてほしいのは「特上骨付きカルビ」や「特上カルビ」だ。肉の枚数が多いのは前者だが、この日は厚みのインパクトに驚かされる後者「特上カルビ」をオーダー。
その味わいはとにかくジューシーで、リッチな甘みがジュワッと。なおかつ厚みがあるため、至福の弾力と肉汁を思う存分堪能できる。同店が厚みにこだわる理由は、ステーキのような肉を焼肉スタイルで提供したいという想いが強いからだと以前聞いたことがあるが、とにかくこの厚さは必食ものだ。