30過ぎたら必須の「ご機嫌取り」スキル、9割方の人が欠落している
こんにちは、伊藤祐(@TasukuIto5)です。Zenyum Japan(ゼニュムジャパン)という透明マウスピース矯正サービス企業の代表取締役社長を務めております。
今ぼくは34歳、今年で35歳になります。新卒で入ったアクセンチュアの同期でそのまま残っている人は、だいたいマネージャーかシニアマネージャーになり、チームを持ってプロジェクトを推進しています。大学の同期も、スタートアップの経営層になっていたり、大企業のチームリード職に就いている人が多いです。ぼくは紆余曲折あって外資系企業の日本法人社長というちょっと特殊なお仕事をしています。
「できることを増やすこと」に邁進した20代
20代のうちは、とにかく「できることを増やすこと」に邁進していました。大学時代に必死に打ち込んだものも誇れる実績もなく空っぽだったぼくは、「使える人材」となるために必死に努力する以外になかったのです。そもそものところで正しい日本語を使えるようになること、ある程度の思考力、それをスライドに落とすパワポスキル、エクセルでの分析、システムに関する知見、英語力、そういうものをつけるのに必死でした。
コンサルティングファームにいる人たちと、運よく紛れ込んだ自分の差は圧倒的で、それを埋めるために毎日努力していました。正直、アクセンチュアにいた時にその努力が実を結んだかというと微妙なのですが、その後のフロスト&サリバンやOYO、現職のゼニュムでは、当時の経験やスキルのおかげで助かっていることが多分にあります。