まさかのLINEが届く

朱里さんが「次はいつにする？」と聞いても、返事に時間がかかるようになります。そして、「ごめん。ポメのストレスになっているみたいだから、もう会うのはやめよう」とLINEが届いたのでした。

「S行は、LINE経由で別れを告げてきたのです。しかもそのあと、何度LINEしても既読にならず、そのまま。電話をしても出ないということが続き、逃げるように私の前から姿を消してしまったのです。まさか、という想いでした」

ポメちゃんは憎めないけど別れてよかった

それでも犬好きの朱里さんは、別れの原因となったポメちゃんについてはイマイチ憎めないとのこと。それよりも、「別れを考える前にまず、愛犬が吠えないよう躾するとか、何か行動を起こしてほしかったです」と続けます。

「それに同じ別れるにしても、LINEで別れを告げるといった逃げ腰の姿勢ではなく、最後まで誠意をもって対応してほしかったです。別れの原因になったのは愛犬の相性でしたが、それ以上に、S行から誠実さが感じられなかったことが残念でした」

さらに朱里さんは、「何か大きな問題に直面したとき、S行は今回と同じように逃げてしまう人だと感じたので、別れてよかったです」とも言います。困難に直面したときこそ、人の本性が表れやすいもの。何かあったときは、相手の言動をよく観察しておきたいですね。

＜取材・文／山内良子　　イラスト／カツオ（@TAMATAMA_GOLDEN）＞

あわせて読みたい

高級レストランでお皿をさげてと頼んだらまさかの拒否！でも間違ってたのは自分だった

「絶対にバレない」セクシービデオ出演の過去が…26歳妻の“黒歴史”に涙したワケ