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「幻覚かと思った」激務でLINEの未読放置を繰り返した新人エンジニアを驚かせたのは…

コラム

東京に来ているので会えないか

スマホ ベッド

仕事が終わって家に帰っては、食事や入浴もそこそこに寝落ちてしまう日々。気が付くと、大輝さんだけでなく、大学時代の他の友人や家族からもたくさんの連絡が入っていました。

 ほとんどのメッセージは未読のままでしたが、極力反応はしようと努力はしていた海斗さん。しかしながら、反応といっても必要最低限な半ば無愛想なリプライなのが現状だったと言います。

 そんなある日、大輝さんから「東京に来ているので会えないか」というメッセージがLINEで届きます。海斗さんは、せっかく東京まで来ているならと、少しの間だけということを事前に断りを入れ、大輝さんと会うことにしました。

「久しぶりに大輝に会えることはとても嬉しかったのですが、この日もやらなきゃいけない仕事は溜まっていたので、不本意ですが少しだけしか会えないと大輝に伝えました。正直、大輝と久しぶりにちゃんと話したいなという気持ちはありました」

 海斗さんは、久しぶりに定時で仕事を切り上げ大輝さんが指定した待ち合わせ場所に向かいます。

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